C++の未定義動作について聞いたことはありますか?
C++で境界チェックを書いたことはありますか?
未定義動作が含まれていると、コンパイラは境界チェックを最適化できないことをご存知ですか?
コンパイラの最適化と未定義動作の相互作用は、C++で書かれたソフトウェアに深刻なセキュリティ・リスクをもたらします。危険な最適化は、プログラムを不正に動作させたり、クラッシュさせたり、あるいはアタッカーが攻撃を仕掛けるための機会を提供することさえあります。
第4回C++ Meetupでは、当社のエンジニアが危険な最適化について共同講演を行いました。参加者は、実践的な例を通して危険な最適化と未定義動作とは何か、そしてそれらがC++ソフトウェアにどのように潜んでいるのかについて学びました。
セッションの最後には、C++ソフトウェアに未定義動作を持ち込まないようにするための推奨事項を紹介し、参加者がより安全で信頼性の高い、セキュアなソフトウェアを書けるよう案内しました。
共同講演
登壇者
Robert C. Seacord (Standardization Lead, Arene)
Jessica Paquette (Compiler Engineer, Arene)
司会
Nick Smith (Head of Learning, Woven Dojo)
今後も継続的にMeetupを開催する予定です。私たちのC++についてのディスカッションに興味を持っていただいた方、ぜひご参加ください!参加者の皆さまと交流できることを楽しみにしています。
私たちの活動は、公式のウェブサイトやソーシャルメディアでご覧いただけます。
ウーブン・バイ・トヨタ
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