車両OS・開発プラットフォーム
ARENEについて
将来を見据えた最先端プラットフォーム
Areneのプラットフォームは、トヨタの長い歴史に基づいた自動車のノウハウと運用の専門知識を活用したものです。組み込みツールと車載ソフトウェアサービスの組み合わせにより、トヨタの代名詞ともいえる品質と効率性を備えた、統合されたソフトウェア主体の体験を開発することができます。
特徴
包括的なソフトウェア開発のソリューション
ステークホルダー全体での連携の強化
トヨタやサプライヤーは、Areneの共通プラットフォームと標準化されたプロセスを使うことで、複雑になりがちな複数のステークホルダーによる開発プロジェクトをより効率的に管理することができます。Areneにより、連携を最大限に強化するだけでなく、横断的に可視性を確保し、統合とテストを簡素化することができます。
自動化、仮想化されたテスト
Areneを使うことで、ソフトウェアのテストを拡張し、加速させることができます。Areneでは、オンデマンドテストのフローを完全に自動化することが可能です。物理的なテストを仮想的なテストで補完することで、ソフトウェアの機能を個々に、あらゆるモデルやトリムで分析し、より徹底的な品質保証を実現します。
データ、OTA、反復開発ツール
Areneは「カイゼン」のコンセプトに基づいて構築されています。Areneのプラットフォームは、従来の一気通貫型の開発ではなく、最新の反復的な開発手法を活用するように設計されています。また、クルマを購入した後でも、Areneの車両データとOTA機能により、市場での洞察に基づいた改善を継続することができ、車両の価値を拡大します。
統合された車両システム
Arene OSで車両のドメインを統合することで、自動車メーカーが車両の能力を最大限に活用した、より豊かで総合的な顧客体験を提供することを可能にします。車載コンピュータのリソースをシステム間で共有することで、より少ないリソースでより多くのことを行うことができるようになります。
アプリケーションの互換性と再利用性
Arene は、ソフトウェアの価値を最大化するために設計されています。抽象化されたAPI、綿密に設計されたソフトウェア層、高度なテストプロトコルにより、Areneが開発したアプリケーションは、プラットフォーム間の互換性と世代の異なる車両間での再利用性を両立し、より大きな投資対効果をもたらします。
更新情報
ミッションの達成に向けて
最新情報
- 11月 21, 2022ブログ
Woven Planet at NeurIPS Workshop on Machine Learning for Autonomous Driving
- 7月 29, 2022ブログ
Using Neural Architecture Search to Achieve Panoptic Segmentation in a Mobility Environment
- 1月 18, 2022ブログ
TVM in the Arene AI Platform of Woven Planet
- 11月 19, 2021ブログ
The Evolution of Our Data Platform
社員の声
モビリティを創る仲間たち

"プロダクトを作る人たちが、最終的にそのプロダクトを使う人たちを代表していることが大切です。"
マシュー・ヴァーンSenior Arene Solutions Engineer, Engineering Platform

"ウーブン・バイ・トヨタで働くことは、自動車業界の最前線で働くということです。"
ジラダ・エクレストンArene Application Developer, Engineering Platform

次のページ
自動運転・先進運転支援システム技術