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クラウドのパイプラインから車両展開まで、Paulは、AIを安全かつ拡張的にすることに取り組んでいます。彼のチームが新たなAIツールを活用しながら、どのようにして次世代のAD/ADAS(自動運転/先進運転支援システム)と「Woven City」(モビリティのテストコース)の実現に貢献しているか、そして、法規制や研究など分野横断で取り組めるウーブン・バイ・トヨタならではのユニークなチャンスについて語ります。人々が本当に信頼できるテクノロジーをどう作るのか、その一端をご紹介します。
Q: お客様は誰ですか?
私たちの主要なお客様はウーブン・バイ・トヨタ内にいます。 自動運転と先進運転支援システム、Woven City事業の成功を全力でサポートしています。
Q: 具体的にどんな使われ方をしますか?
ADASは現在、自動運転モデルの開発に取り組んでいます。私たちの役割は、彼らが作ったモデルをトレーニングするためのアノテーションデータや、トレーニングを実行するために必要な計算リソースを提供することです。
車両用のAIモデルの開発は、ハードウェアと非常に密接に繋がっています。車両からクラウドにデータを取得する方法やAIモデルが車両に搭載される前にクラウドでの処理や使用に際して適正で信頼性が担保されているかというのはAIエージェントとチャットするなどとは違うパイプラインが必要です。
「車両からクラウドにデータを取得する方法やAIモデルが車両に搭載される前にクラウドでの処理や使用に際して適正で信頼性が担保されているかというのは違うパイプラインが必要です。」
Q: ウーブン・バイ・トヨタを3つのキーワードで表現すると?
3つのキーワードで表現するとしたら、1つ目は「多様性」です。2つ目は「やりがい」。3つ目は「機会」。
Q: なぜ「機会」なのでしょうか?
私にとって、この仕事の面白みは最先端のプロジェクトが数多くあることです。私が特に興味を持っている分野の一つはAIの安全性とセキュリティです。
ウーブン・バイ・トヨタやトヨタの様々なチームとの法律や、研究、その他の様々な最先端の事柄の議論にも参加してきました。
Q: 当社でAI開発する面白みは?
自分たちが協力して取り組んできたものが目に見えて形になったりするのは最高です。車に乗って指さして「これがうちのチームが開発支援したもの」と言えるんです。なかなか最高です。携わっているAIの分野によっては、それができないこともあります。
「自分たちが協力して取り組んできたものが目に見えて形になったりするのは最高です。」
Q: 強いチームに必要なのは?
社内の文化、そして一緒に働くメンバーも本当に多様性に富んでいます。その一環として、コミュニケーションが鍵になると思います。
ここには技術や職歴が異なる人たちが集まっています。例えば、自動車部門のチームがあります。自動車業界から少し離れたチームもあり、同じ言語を話し、彼らとうまくコミュニケーションをとることが私たちの成功の鍵です。
そして間違いなくテクノロジーは重要です。確かな技術力を持ちながらテクノロジーを磨き続けていきたい。しかし、コミュニケーションも同じくらい重要です。
Q: 今、注力していることは?
私は、ウーブン・バイ・トヨタとトヨタに高水準のAIを導入し、品質と安全性を着実に向上させることでAIを活用したさまざまな用途において得られる成果をどんどん改良したいと考えています。