ー 9月のオフィシャルローンチを前に、未来の当たり前を生み出す仲間づくりを加速 ー
新たに12社のInventorsが参画し、合計で19社に
Phase1のオフィシャルローンチが9月25日に決定
モビリティのテストコースであるToyota Woven Cityで、未来の当たり前となるようなモビリティを生み出していく
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)とウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、WbyT)は、今年9月にPhase1オフィシャルローンチを迎えるモビリティのテストコース「Toyota Woven City(以下、Woven City)」のInventors(インベンターズ)として、新たに12社が参画することを発表しました。モビリティの未来を切り拓く仲間が新たに加わり、Inventorsは未来の当たり前となるようなイノベーションを生み出していきます。
Woven Cityは2020年のCESでその構想を公表して以降、2024年10月にはPhase1の竣工を迎え、現在はオフィシャルローンチに向けて着実に実証の準備と仲間づくりを進めています。Woven CityのInventorsは、トヨタやWbyTを含むトヨタグループ企業だけでなく、社外の企業やスタートアップ、起業家など同じ志をもつ企業や個人も含まれます。トヨタが長年培ってきたものづくりの知見や、WbyTがもつソフトウェアのスキルなどの強みを生かしたツールやサービスを活用し、Weavers(ウィーバーズ)と呼ばれる住民・ビジターからリアルなフィードバックを受けながら、様々なInventorsとのコラボレーションを通じて、新たなプロダクトやサービスの実証を行い、開発を加速していきます。
今回新たにWoven CityのInventorsとして参画する企業は以下の12社です。
新たに参画するInventors
企業名 | 主な事業内容 | テーマ |
---|---|---|
ロケットの開発・製造・打上げサービス、人工衛星の開発・製造・運用サービス | ロケットの製造体制強化* | |
犬・猫用および畜水産動物用医薬品の開発・製造・販売・輸出入 | ペットと人の「より良い共生社会のあり方」を探る |
* Woven City内での実証ではなく、トヨタ・WbyTのモノづくりに関するノウハウ・人的リソースをインターステラテクノロジズ株式会社に提供し開発支援
トヨタグループ各社も順次InventorsとしてWoven Cityで実証すべく準備を進めており、本日時点で10社の参画が決定しています。具体的には株式会社豊田自動織機、株式会社ジェイテクト、トヨタ車体株式会社、豊田通商株式会社、株式会社アイシン、株式会社デンソー、トヨタ紡織株式会社、トヨタ自動車東日本株式会社、豊田合成株式会社、トヨタ自動車九州株式会社です。 Woven CityのInventorsは上記に加え、今年1月に公表したダイキン工業株式会社、ダイドードリンコ株式会社、日清食品株式会社、UCCジャパン株式会社、株式会社増進会ホールディングス、およびトヨタとWbyTを合わせた計19社の参画が決まっています。
今後も更なる仲間づくりを拡げていく予定であり、スタートアップや起業家、大学・研究機関の皆様にもご参加いただけるアクセラレータープログラムを行います。詳細は、8月25日にWoven CityのWebsite内で公開予定です。 なお、1月時点で今秋以降予定と公表していたWoven Cityのオフィシャルローンチは今年の9月25日に決定しました。Inventorsと共にモビリティの拡張に向けた実証実験の第一歩を踏み出します。単なる移動手段としてのモビリティだけではなく、ヒト、モノ、情報、そしてエネルギーを動かし、人の心をも動かすモビリティを通じて、ヒトや社会のためにできることを増やすことにチャレンジしていきます。
Woven City Phase1 基本情報
住所 | 静岡県裾野市御宿1117(TMEJ東富士工場跡地) |
敷地面積 | 約47,000㎡ |
主なタイムライン | ・2020年1月7日 CES 2020にてコンセプト発表 ・2021年2月23日 Phase1地鎮祭。同年3月より造成工事を開始 ・2022年10月10日 Phase1安全祈願祭。同年11月より建築工事を開始 ・2024年10月31日 Phase1竣工 ・2025年9月25日 Phase1オフィシャルローンチ予定 |
Weavers(住民・ビジター) | ・住民:2025年9月以降、トヨタやトヨタ関係者を中心に住み始め、Phase1では最終的に約360名が居住予定 ・ビジター:2026年度以降に受入れ開始予定 |
ウーブン・バイ・トヨタについて
ウーブン・バイ・トヨタは、トヨタグループの一員として、人を想うイノベーションを生み出し、モビリティの変革に挑戦しています。人、モノ、情報、エネルギーの移動を進化させ、モビリティの常識に挑み続けることで、人の可能性が拡がる世界を創造します。自動運転・先進運転支援技術、ソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene(アリーン)」、モビリティのためのテストコース「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)」、トヨタのグロースファンド「Woven Capital」を通じて、安全でよりつながる社会の実現と幸せの量産をお届けし、移動の未来を紡いでいきます。
以 上