持続可能な都市の進化を可能にするイノベーションを支援
グローバル投資ファンド、ウーブン・キャピタル(以下 Woven Capital)は、ロンドンとコペンハーゲンを拠点とし、持続可能な都市環境の再構築を目指すテクノロジー企業に投資するベンチャーキャピタル、2150※のClimate Technology Sustainability Fundに出資しました。Woven Capitalは、トヨタ自動車株式会社(以下 トヨタ)の子会社で、トップクラスの安全性をもつモビリティの実現を目指すウーブン・プラネット・グループ(以下 Woven Planet Group)の投資機能を担っており、モビリティ、自動化、人工知能、データ・アナリティクス、コネクティビティ、スマートシティ等の分野における革新的なグロースステージの企業を対象とした、8億米ドル規模のグローバル投資ファンドです。
Woven Capital プリンシパル 加藤道子のコメント
2150は、経済・環境の両面で発展を続けるためには、都市の課題とそれに対するアプローチを根本的に見直す必要性があると考えています。2150が投資しているテクノロジーには1.6ギガトン以上のCO2排出量を削減する可能性があります。トヨタは、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという世界的な目標にコミットしています。私たちも、この投資を通じて、2150および同社が支援する起業家のパートナーとして、彼らの取り組みをさらに加速させ、都市が直面しているサステナビリティの課題への取り組みを支援したいと考えております。
2150 プラットフォーム担当パートナー ニコル・ルブランのコメント
国連は「気候変動との闘いの勝敗は、都市にかかっているといっても過言ではない」と述べています。Woven Capitalによる出資は、既存の都市環境におけるサステナビリティの課題に対する取り組みに貢献するものです。私たちは、環境に配慮した明日を実現するために、都市コミュニティを再考し、再構築するために役立つソリューションを先進的に開発する起業家を支援していきます。
2150は2021年2月に設立され、建設分野における新素材や自動化、建物の効率化を図るアルゴリズム、市民の健康、安全、生産性を向上させるセンサーやソフトウェア、都市の二酸化炭素排出量を削減するためのデータおよびツールなど、都市環境に関する企業への投資を行っています。
注釈
※ 日本語での読みは「トゥエンティワン フィフティ」
Woven Capitalについて
Woven Capitalは、モビリティ分野におけるテクノロジーやイノベーションを生み出すグロースステージ企業に投資する8億米ドルのグローバル投資ファンドです。Woven Planet Groupのコーポレート・ベンチャー・キャピタルとして2021年に設立されました。Woven Capitalは、モビリティ、自動化、人工知能、データ・アナリティクス、コネクティビティ、スマートシティなどの分野を中心として、グローバルに投資を行います。
Woven Planet Groupについて
Woven Planet Groupは、2018年に設立されたトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社の事業を更に拡大、発展させるために、2021年1月にウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社、ウーブン・コア株式会社、ウーブン・アルファ株式会社、ウーブン・キャピタルの新体制のもと事業を開始しました。それぞれの強みと専門性を活かし、相乗効果を生み出し、ビジョンとして掲げる「Mobility to Love, Safety to Live」を実現します。自動運転技術、ロボティクス、スマートシティなどの分野において、新しいイノベーションの創出とパートナーシップの拡充を通して、人々の働き方や暮らしを変えていきます。コネクティッド技術に支えられた安全でサステナブルなモビリティを創り、すべての人々に幸せを届けることを目指しています。詳細はこちらをご参照ください。https://www.woven-planet.global/jp/
2150について
2150は、持続可能な都市環境の再構築を目指すテクノロジー企業に投資するベンチャーキャピタルです。主に既存の都市環境における様々な要素を構成する「アーバン・スタック」と呼ばれる分野に投資しており、都市の設計、建設、電力供給から人々の生活、仕事、ケアに至るまで、未だ解消されていない課題に取り組んでいます。詳細はこちらをご参照ください。www.2150.vc
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